オープニング

【はじまりは闇と共に】
=OP1=
シーンにいるキャラ:全員
あなたたちは大学のパソコンルームでプレゼンテーションの資料を作っている。杉折の幼馴染にしてあなたたちのよき仲間、大町りんごも一緒である。
大町りんごは少しおとなしい、しかし頼れる仲間である。あなたたちと同じ大学生だ。ひかえめに笑うのがとてもかわいいと、あなたたちの間では評判である。
今日はパソコンで、パワーポイントの作成作業をしていた。あなたたちはは資料の本を調べたり、インターネットで調べたり、おしゃべりしたりしている。

GM: 「なかなかむずかしいねー」とりんごが言います。
麻衣: りんごは何歳?
GM: 他の大学生と同じくらい……1年生だから18歳かな
麻衣: じゃうちのキャラとだけ同い年か
GM: なるほど
麻衣: 「りんごさんどこまですすみました?」
GM: 「まだ表紙!」
麻衣: 「先は遠いですね……。先輩方はどこまで進みましたか?」
杉折: 「まだ資料読んでる段階……」
小鳥遊: 「zzzzz」
柳: 「この新発売のチョコおいしいよ!」
杉折: 「おい、ねんな」
麻衣: 「柳先輩もチョコはわかりましたが仕事してください」
杉折: 「チョコくれ」
小鳥遊: 「ふぁ…(ぅ_‐)」
GM: 「チョコ、いいなぁ」
小鳥遊: 「今何時だぁ」
柳: 「えー、だってわかんないもん! はい圭ちゃん! 麻衣ちゃんとりんごちゃんも食べる〜?」
GM: このシーンの感じいいなぁ……。
    りんごは「たっ、たべます!」と言うよ。
麻衣: 「…い、いりま…いただきます」
小鳥遊: 「あ〜!! 俺もチョコ!!!」
柳: 「はーい! 透流ちゃんにもあげるね♪」
杉折: 「チョコ久しぶりに食べたわー」
柳: 「チョコはね、頭にいいんだよ!」
小鳥遊: 「やったああ!! なぁなぁ! これ!! 柳ちゃんからもらった!! チョコ!!! どう? どう思う? ねぇどんな気持ち?」
杉折: 「じゃあ蘭子はもっと食べなきゃな〜」
麻衣: 「おいしいですけど、作業しましょう…」うつむきながら
小鳥遊: 「だれか反応してぇ!」
杉折: 「透流うっさい!!」
柳: 「蘭と圭ちゃんはこういうのよくわかんないもん!ねー?」
GM: まぁ、そんな感じで、たわいのない会話をしている。
    そのとき、突如。
    
パソコンルームの電気が消え、辺りは真っ暗になった!
    「!?」
杉折: 「わっ!! 停電?」
麻衣: 「え、きゅうになんですか!? あとデータは無事ですか!」
杉折: 「ああ!! データ!!!」
柳: 「わー! なになになにー!?」
小鳥遊: 「ん、停電?」
GM: パソコンも真っ暗になっている。
麻衣: 「今までの苦労が…」orz
杉折: 「あー!! っていっても表紙しか作ってないから」
柳: 「みんな蘭とおなじスタートラインになったね♪」
GM: 停電? とも思われたが……、コンセントにつないでいないパソコンもなぜか電源が切れていた……。
麻衣: 「私は発表原稿を数枚かいてました・・・」
小鳥遊: 「これは俺の第六感によると・・・」
GM: 「なんで? わたしのパソコン、コンセントにつないでないのに……」
    窓の外を見ると、他の場所の電気はついているようだ。このパソコンルームだけ、吸い込まれるような闇につつまれてしまったのである。
麻衣: 「確かにおかしいですね、つないでいないなら消えないはずなのに…」
柳: 「麻衣ちゃん、こういうの得意じゃないのー?」
杉折: 「ブレーカーとか?」
小鳥遊: 「…怖い感じのやつ」
GM: 「ひ、ひええ」
麻衣: 「あの皆さん、そとが」
杉折: 「や、やめろよ…」
柳: 「そと? …あれ? ちゃんと電気ついてるよ?」
杉折: 「透流がなんかやったんじゃないのか?」
GM: 突如、それぞれのパソコンの画面が、明るく、しかし黒い画面になった!
麻衣: 「!?」
小鳥遊: 「なんだなんだ?」
GM: そして、そこの、それぞれのパソコン画面へ、一斉に……。

    
「ニ エ ヲ ア ツ メ ヨ」  と、不気味な赤い文字で表示された。

杉折: 「ぎゃああああああああ」
GM: 「ひゃ、きゃああああ!?」
柳: 「ニエヲ……? 煮え? 食べ物かな?」
麻衣: 「贄を集めよ? どういうことでしょう新手のウィルスでしょうか?」
小鳥遊: 「……」
杉折: 「ブラクラ無理・・・」
GM: 「や、やだああ!」 と、りんごはノートパソコンをとじる。いつもならスリープになるはずが、ならない。
柳: 「りんごちゃん大丈夫? アメちゃん食べる?」



GM: 突如、強い雨が降り出す。
    それとともに、部屋のパソコンや、部屋の電気がつく。
    なにもなかったかのように……。元の状態に戻ったのである!
小鳥遊: 「おいおい、なんだよこれ…イタズラにしては悪趣味だな」
GM: 「……う?」りんごは呟きます。
杉折: 「な、なんなんだよ……」
麻衣: 「りんごさん、大丈夫ですか?」
GM: 「だ、だ、だいじょうぶ……」
柳: 「なんだったんだろー?」
GM: あたりを見渡しても、あなたたちと同じように呆然と周りを見渡す人たちだけである。
    何が起きたか、誰もわかっていない。
    「で、でも……今日は怖いから……もうこのくらいにしておきませんか……?」
柳: 「うん! 賛成! 帰りにパフェ食べに行こー♪」
麻衣: 「そうですね、データも消えてしまいましたし」
杉折: 「明日やるかぁ」
小鳥遊: 「りんごちゃんがそういうなら俺はかまわないぜ」
GM: 「あれ? データも元に戻ってる……。こわい……」
杉折: 「おっよかったじゃん!」
柳: 「えー!蘭とはじめからやろうよー!」
麻衣: 「データ!無事だったんですね!! よかったぁ」
GM: 「電源、切れたはずなのに……」
    とにもかくにも、パソコンのデータや全員の身には問題がなかったことに安堵するあなたたち。
    恐ろしいことがおきて、気力も薄まってしまったので、あなたたちはこれで解散することにした。
麻衣: 「お疲れ様です」
小鳥遊: 「かえろかえろ〜」
杉折: 「おつかれー」
GM: そしてあなたたちは解散したが……
    この時からすでに、怪異は始まっていたのだ……。

=OP2=
GM: その次の日……。
    あなたたちは前日の作業のつづきをしようとした。
    しかし、りんごは来なかった。
麻衣: 「りんごさんこないですね」
GM: その日だけではなかった。その次の日も、そしてその次の日もである。
杉折: 「りんごが来ないなんて珍しいな」
小鳥遊: 「りんごちゃんどうしたんだろ・・・」
柳: 「かぜかなぁ?」
小鳥遊: 「だれか連絡取ってないのか?」
GM: さすがに、りんごが心配になるあなたたち。ここで……。
    みんなにシナリオの【目的】と【秘密】をあたえるよ!
麻衣: きたああああああ
杉折: ドコドコドコ
小鳥遊: ガタガタガタガタ

GM: PC1 杉折さん!
    あなたはりんごのおさななじみだ。大切な幼馴染がいなくなって、あなたは心配している。行方をさがさなくてはならない。
    PC2 小鳥遊さん!
    あなたはりんごの友達だ。友達がいなくなって、あなたは心配している。行方を探さなくてはならない。
    PC3 神崎さん!
    あなたはりんごの友達だ。友達がいなくなって、あなたは心配している。行方を探さなくてはならない。
    PC4 柳さん!
    あなたはりんごの友達だ。友達がいなくなって、あなたは心配している。行方を探さなくてはならない。
    PC1以外は同じだよ〜。
麻衣: おk
GM: でも、ここから一人一人に、秘密をあたえます。
    これが各キャラクターの真の目的になります。
    で、秘密をこれからみんなに個別に教えるよ!

なんやかんやで……みんなに【秘密】を与えた!

GM: みんなに【秘密】を与えた!これを心に秘めて、目的をはたしていってね。
杉折: はーい
麻衣: おk
柳: おk!
小鳥遊: b
GM: というわけで、りんごの行方が気になるあなたたちは協力して活動することにした!

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