【光の中で】
=エンディング=
その後、そのテーマパークの周りには、かつてのように動物達が戻り始めた。……どうやら、結界は大きく張られていたようだ。
昔は自然と触れ合えるテーマパークの異名も持っていたようであるその名のごとく、豊かな自然が廃テーマパークを包んだ。
ある廃墟好きの人がそのテーマパークを恐る恐る訪れると、単なる普通の廃テーマパークであったらしい。
そのテーマパークのテーマキャラクターのロボットなども残っていて、なかなか面白い廃墟だったという。
奥にあった建物に入った勇気ある廃墟好きもいたようだが、ただの倉庫だったらしい。かつてはここで動物や科学の公開研究が行われていたようだが、その跡形はなかった。
噂は嘘だったのかと情報が出回ったが、いなくなった人間は未だ見つかっていないため、怖がるひとは怖がる廃墟、といったところだろうか。
今日もまた、終わってしまったテーマパークは、存在し続ける。

GM: んーと、じゃあ、みんな、秘密を公開してみてください。

麻衣: あなたはりんごに一度相談を受けていた。なんでも、りんごは不思議な幽霊のようなものを見ると言う。
    その幽霊は、人間の形をして、足をうごかさずに近づいてくる幽霊だ。りんごはそれにおびえていた。
    あなたは、相談をうけて力になれなかったことを後悔している。どうにか力になれないものか。
    【目標:りんごを助ける】
    【ショック:全員(正気度に1ダメージ)】【この秘密をみたキャラクターは、恐怖判定 怪異:霊魂】


柳: あなたは不思議な幽霊のようなものを見ていた。その幽霊は、人間の形をして、足をうごかさずに近づいてくる幽霊だ。
    あなたはそれに恐怖している。どうにかその幽霊を見ないようにしたい。
    【目標:幽霊を見ないようにする】
    【ショック:全員(正気度に1ダメージ)】【この秘密をみたキャラクターは、恐怖判定 怪異:霊魂】


小鳥遊: あなたは不思議な夢を見る。なんだか分からない、気持ち悪くさまざまな色が点滅しているところを彷徨い、体の部位が奇妙な断面で欠けた人間を見る夢だ。
    あなたは事件を解決し、この夢を見ないようにしたい。
    【目標:事件を解決し、夢を見ないようにする】
    【ショック:全員(正気度に1ダメージ)】【この秘密をみたキャラクターは、恐怖判定 怪異:混沌】


杉折: かつてあなたは、りんごとある場所で遊んでいるときに、何かおぞましいものに捕らわれてしまった。
    なにかに包まれて、真っ暗で連れて行かれるあなたは、どうしようもできないと思っていた。
    その時にどうにか助けてくれたりんごが、今回仕返しとして狙われたのではないかとあなたは予想している。あなたは、りんごを助けたいと思っている。
    【目標:りんごを助ける】
    【ショック:全員(正気度に1ダメージ)】【この秘密をみたキャラクターは、恐怖判定 怪異:暗黒】


GM: こんな感じでした。
杉折: ほー
麻衣: へい
杉折: やなぎんとりんごはおんなじ状況だったのか
柳: あ、そういうことか()
小鳥遊: なるほどなぁ
麻衣: まいまいがやたら張り切ってたのは秘密が秘密だからだよ
GM: えーっと、じゃあ、女子組
柳: はい!!!!!
GM: やなぎんと、まいまいと、りんごは学校の食堂でごはんを食べてるよ
柳: キマシタワー
杉折: ゆり回
麻衣: キマシタワー
GM: りんごは、「あのね、もう、幽霊見なくなったよ!」とまいまいに言うよ。あれからしばらく気が動揺していたりんごだけど、今はもう大丈夫です。
麻衣: 「よかったですね。りんごさん」
    と言って頭撫でる
GM: 「あの様子だと……柳さんも取りつかれていたようですけど、もう幽霊は見なくなりました?」
柳: 「うん!もう見なくなったよ♪」
GM: 「えへへ、よかったです!」
柳: 「まいまいのおかげだね♪」
麻衣: 「そんなことありません、蘭子先輩たちと力を合わせたからできたことです。
    それに何よりわたしだけでは絶対に助けられませんでしたから。」
    とちょっと照れながら言う
柳: 「マジメさんだなぁー。でも、まいまいが一番かっこよかったよ!」
麻衣: 「/////」顔真っ赤にしてうつむく
GM: 「二人とも、仲良しだな~」
    「私も……すぎおりくんともっとなかよく……」ぼそっとつぶやく
柳: 「えっりんごちゃん、圭ちゃんのこと好きなの!?」
麻衣: 「!?」
GM: 「えっ、えっ、ちがうよぉ! 幼馴染だから……その、昔はいっぱい遊んだけど、最近なんだか遠い感じがしちゃって……」
麻衣: (やべまいまいの恐怖心的に突っ込みにづらいこの話題)
GM: (たしかに)
    「だから、私もがんばるんだ!」
柳: 「うんうん、がんばって♪りんごちゃんならだいじょうぶ!」
GM: 「そうですよね!……だって、」
    「助けあえたんですもの!」
GM: おわり

GM: 次、すごい夢見がよくなった小鳥遊くん
杉折: すやすやだね!!
柳: ( ˘ω˘ )スヤア
GM: じゃ、夢のなかってことで
杉折: かわいいなおい
    ~~ここから夢~~
GM: 夢の中で、森の中にいるよ。
小鳥遊: 「ここは・・・もしかしてあの森の中・・・か?」キョロキョロ
GM: 小鳥のさえずりがいい感じの森の中です。
    しばらくあるくと、テーマパークが見えました。
小鳥遊: 「ここは・・・(ゴクッ)」
GM: テーマパークは、廃テーマパークではなく、とても賑やかで、人がたくさんいました。
小鳥遊: 「!!えっ・・・すげぇにぎわってんなぁ・・・」
GM: そこで思い出します!
小鳥遊: ハッ
GM: まだ物心のそんなにつかないころ、確かにここに来たことがあると!
小鳥遊: 「ここは・・・昔・・・家族で遊びに来た・・・・!!」
    「俺も妹も幼いころ・・・滅多に休みがない両親が初めて俺たちを連れて行ってくれた場所・・・!!」
GM: その時の楽しい思い出が頭に流れてきます。
小鳥遊: 「あ・・・っ」
GM: 楽しい時間を確かにここで過ごしたという大事な記憶が、頭をめぐります。
小鳥遊: 「・・・・」グスッ
    きっとかわいい妹がおにいちゃーんって言いよってきてるんだろうな
GM: その記憶は、これからの小鳥遊の背中を、後押ししてくれるようでした。
    おわり

GM: さいご!
    主人公!
杉折: おれだ!!
柳: え、誰?まいまい?
杉折: おまえか!!
GM: 杉折!
麻衣: おまえだ!
杉折: はい!!
柳: おまえだったのか!
杉折: おれでした!
GM: じゃあ、食堂でりんごといっしょにごはんをたべているよ!
    ふたりきり
杉折: やったぜ
柳: <●><●>
麻衣: <○><○>
小鳥遊: <●><●>
GM: ギャラリーめっちゃいるな!

GM: 「何度も言うけど、ありがとね、杉折くん」
杉折: 「いや、無事でよかった」
GM: 「またこうやって会えるの、とっても嬉しい!」
杉折: 「昔はいつも一緒だったもんな」
GM: 「そ、そうだね!」どきどき
杉折: 「どうかした?」
GM: 「なんでもないよ! なんでも!」
    ヒント:ペンダント
杉折: ハッ
    「あ、そうだ。これ。悪い、勝手に持ち出しちゃって(ペンダント差し出す)」
GM: 「あ、これ……。私があの日偶然持ってたペンダント……。これ、杉折くんがさらわれちゃった日に持ってたペンダントなんだ」
    「あの日から、ペンダントによく分からない黒い影が見えてたんだけど……」
    「今はもう、そんな影全然見えないね!」
    ちょっとうつむいて照れながら、「なんだか、うれしいな」
杉折: 「そうか。ずっと持ってたんだな。」
    「あの時は本当に助かったよ。りんごに助けられるなんて情けないよな。ありがとう」
GM: 「ううん、大丈夫。……この話は、おあいこってことにしよう?」
    と、笑います。
    しかし、その笑いをゆっくり崩した後……、何かを考えて、険しい表情になります。
    そして。
    「あ、あの!」
杉折: 「なに?」
GM: 「む、むむむっむむかしみたいに! なまえでよんでもいい!?」
    と慌てたように言います!
杉折: 「なにいってんだ、あたりまえだろ?(頭ぽんぽん)」
GM: 「あ、あ、ありがとうございます!」思わず敬語。
    「じゃ、あの圭之進……くん」
杉折: 「な・・・なんか、久しぶりだと恥ずかしいな」
GM: 「あ、あのね!」
杉折: 「うん」
GM: 「これからも、よろしくね!」
    と言って、ちょっとひかえめだけど可愛らしくにこっと笑うよ。
杉折: 「おう!」
    ほほえむよ
GM: じゃあ、そんなかんじで
    二人のありふれた穏やかな午後は、やさしく過ぎてゆきました。



麻衣: 爆発しろ
小鳥遊: 爆発しろ
柳: 爆発しろ
杉折: チュドーーーーン

GM: =====セッション:点滅する闇 END=====

10「終わらない恐怖」へ(アフタープレイ)


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